つらい肩こり
なかなか良くならない頑固な肩こりにお悩みではありませんか?
肩こりの原因は、日本人特有のなで肩、ストレス、デスクワーク、ホルモンバランスの乱れなど様々です。
今まで、肩こりを何とかしたいと湿布や運動、整体などいろいろ試したけど良くならない。そんな経験をした方は、ぜひ当院の肩こり解消プログラムをご体験下さい!
つらい肩こりを解消する方法
肩こりがひどくなってくると、首の痛み、寝違い、頭痛、だけでなく、目の奥の痛み、目のかすみ、頭のふらつき(めまい)、耳鳴り、睡眠障害、歯ぎしりなど様々な症状を併発してしまいます。
それでは、何をしたら肩こりを解消できるのでしょうか?肩こりを解消するポイントは以下の4つです。
肩こり解消ポイント
- 筋肉、筋膜の凝りを解消する
- 自律神経の乱れを解消する
- ホルモンバランスを整える
- 姿勢を矯正する
1.筋肉、筋膜の凝りを解消する
みなさんが肩こりを感じる時、肩のどこが凝っているでしょうか。殆どの方が漠然と「この辺り」と表現することが多いのですが、解剖学でいうと、以下の筋肉が原因となっていることが多いです。
肩こりの原因となる主な筋肉
- 僧帽筋
- 肩甲下筋
- 菱形筋
- 棘上筋
僧帽筋(そうぼうきん)
僧帽筋は、肩こりの第一段階として症状があわられる一番表面にある筋肉です。僧帽筋は、首から腰のすぐ上の背骨までと広い範囲から始まり、鎖骨の外側や、肩甲骨の一番外側の部分など、肩関節付近で停止し、主に肩甲骨を動かす働きがあります。
肩甲挙筋(けんこうきょきん)
肩甲挙筋は、第1頚椎~第4頚椎の横突起から始まり、肩甲骨上角と肩甲骨内側縁上部で停止します。
肩甲挙筋の働きは、肩甲骨を上にを引き挙げること、顔を横に向けることになります。一般的に肩や首が痛い人が「ここが痛い」と訴えることが多い場所です。
菱形筋(りょうけいきん)
菱形筋は、肩甲骨の間にある筋肉で、肩甲骨の間にある背骨から始まり、肩甲骨の内側まで伸びています。そのため、肩甲挙筋と似たような働きがあり、主に肩甲骨を内側に引き寄せるような作用があります。
棘上筋(きょくじょうきん)
棘上筋は、五十肩にに関係の深い筋肉で、肩甲骨の内側の上の当たりから腕にかけて走行している筋肉です。そのため、腕を上げたり、外側に捻ったりする動作をおこなっています。棘上筋は、腱板と呼ばれる肩関節のインナーマッスルの一つであり、五十肩になった時に損傷していることが多い筋肉となります。
筋膜(きんまく)
筋膜とは、筋肉を覆っているソーセージの皮のような存在です。筋膜は、全身の筋肉それぞれにあり、疲労等で筋膜が硬くなってくると、凝りや痛みとして症状があらわれ、動きとしての機能も損ないます。
自律神経の乱れを解消する
肩こりを感じる時、ストレスの影響によって自律神経のバランスは偏ってしまいます。
自律神経は、活動するための交感神経と、リラックスするための副交感神経とで体と心のバランスを安定させていますが、ストレスが溜まってくると、交感神経が過剰に興奮し、リラックスできない状態に陥ってしまいます。
リラックスできていないということは、ずっと歯を食いしばり、手を握りしめている状態と同じことです。体力には限界がありますので、こんな状態が続けば体はつったような状態に感じてもおかしくはありません。特に肩こりや頭痛として症状があらわれてくるものです。
このような理由から、自律神経のバランスを整える治療が必要となります。
ホルモンバランスを整える
ホルモンバランスとは、主に女性ホルモン、男性ホルモンの2つを指します。この2つのホルモンは、女性は女性ホルモンというわけではなく、女性でも2つのホルモンが分泌します。
女性ホルモンは、主にエストロゲンとプロゲステロンが関係します。女性のルモンの働きには、月経周期を安定させるだけでなく、自律神経のバランスを整える、基礎体温を上げる作用があります。そのため、エストロゲンの分泌が多すぎると、片頭痛や不安感、疲労感があらわれ、肩こりの原因になります。
また、プロゲステロンの分泌量が多い場合、情緒不安定、眠気、だるさ、肩こり、腰痛を引き起こしてしまいます。
男性ホルモンは、主にテストステロンというホルモンが健康を維持するために重要です。その働きには、筋肉量や骨密度を維持するためにあり、内臓脂肪を減らす働きもあります。また造血作用もあるホルモンとなり、ホルモンの分泌が減少することで貧血を起こし、肩こりの原因になります。
※女性の場合、テストステロンは卵巣や副腎から分泌されますが、分泌量が男性と比べかなり少ないです。
姿勢を矯正する
肩こりの原因には、姿勢の悪さがあり、その理由は誰でもわかりやすく理解できると思います。
姿勢の悪さは、デスクワークやスマートフォンの使いすぎ、同じ作業によって偏った姿勢を取ってしまうからです。
姿勢の悪さとは主に猫背のようなものですが、横に傾いてしまう側弯症等もあります。この姿勢を背骨を中心に正しい位置に矯正することで重心の位置が定まり、筋肉の使い方も均等になるので凝りを感じにくくしてくれます。
肩こりの治療法
鍼治療
慢性的なつらい肩こりほど、何と言っても治療は「鍼治療」が効果的です。
鍼治療は、凝りを感じる、または凝りの原因となる部分に対して局所的な鎮痛効果、筋緊張の緩和だけでなく、脳では「脳内モルヒネ」とも呼ばれる「βエンドルフィン」を放出させ、中枢的な鎮痛効果をもたらしてくれます。
また、鍼治療は、凝りや痛みだけでなく、自律神経を整える、ホルモンバランスを整える、筋緊張を緩和させることで、姿勢矯正しやすくなるなどの効果も狙っておこなうことができます。
治療に使用する鍼は、世界一安全で、精密な日本製の鍼を使用し、その直径は髪の毛とほぼ同じ約0.1mmです。その鍼を臨床経験豊富な鍼灸師が、痛みを感じないほどの操作で施術します。
衝撃波(ショックウェーブ)
衝撃波を主とするショックウェーブ治療は、整形外科、美容外科、理学療法、スポーツ医学、泌尿器科、リハビリテーション、カイロプラクターおよび獣医学など、幅広い分野で取り入れられ、欧州、北米、南米、中東、アジアなど世界中で使用されている最新機器です。
ショックウェーブは、筋筋膜・腱の疼痛緩和に即効性が高く、効率的な治療ができます。
姿勢矯正
姿勢はその人の歴史を物語ると言われるほど、健康・老化・様々な病気と密接な関係があります。
肩こりの原因の一つとして、当院では不良姿勢の原因となる筋膜の癒着や硬化をリリース(除去)しながら、身体の柔軟性を高め、骨盤や背骨の歪みを治療していきます。
肩こりの原因である姿勢の悪さは、患者さんによって、ストレートネック、猫背、側弯、骨盤の歪みなど様々です。この原因を、一人ひとりの原因に合わせてリセットすることで、肩こりを感じにくい体に変えていきます。