ショックウェーブ療法
世界最先端の筋膜治療
ショックウェーブ治療は、整形外科、美容外科、理学療法、スポーツ医学、泌尿器科、リハビリテーション、カイロプラクターおよび獣医学など、幅広い分野で取り入れられ、欧州、北米、南米、中東、アジアなど世界中で使用されている最新機器です。
ショックウェーブは、筋筋膜・腱の疼痛緩和に即効性が高く、効率的な治療ができます。
ショックウェーブとは
ショックウェーブは、日本語で衝撃波を意味します。衝撃波は、超音速飛行中の戦闘機や、隕石の落下、爆発事故、雷などで発生する圧力波で、大きいものだと窓ガラスを割ったり、建物を吹き飛ばすほどの高エネルギーに達します。これを生体に照射することで様々な治療効果があることがドイツの研究で発見されました。現在では外科的手術をすることなく腎臓結石を体外から粉砕する技術に応用されています。当院では、衝撃波の中でもラジアル・ショックウェーブ(Radial Shockwave)という安全性の高い低出力衝撃波を使って、筋・筋膜、腱の治療を施して行きます。
衝撃波は、体表面から照射することで、皮膚組織、結合組織、脂肪組織、筋組織骨組織など各組織において様々な影響を与えることが分かっています。
近年では、腎臓や尿路にできてしまった石、尿路結石を砕く治療として経験、または耳にしたことがあるのではないでしょうか?まさにそれがショックウェーブです。高エネルギーの衝撃波を体外から照射することで、メスを使うことなく結石を粉砕する技術として高い治療効果を上げています。
主な適応症状
- 骨形成の促進
- 腱鞘炎
- 石灰沈着の縮小・吸収効果
- 姿勢障害の改善
- 筋緊張緩和
- 血管新生効果
- ゲートコントロール理論による疼痛緩和
- 皮膚のコラーゲン生成
- セルライト除去
- トリガーポイント療法
- 浅筋膜・深筋膜の筋膜治療
深筋膜へのアプローチ
筋膜とトリガーポイントにショックウェーブを照射すると、チキソトロピー効果に
より筋膜の粘度が低下します。その結果、軟らかくなった筋膜にストレッチを加え可動域を高めることができます。
浅筋膜へのアプローチ
セルライトは、線維組織が異常に増えて脂肪細胞も線維組織によって細かく分けられている状態です。
このセルライトをなんとかしようと思ったっ場合、セルフケアでは限界があり、専門の医療機関で治療する必要があります。医師がおすすめする治療法として、浅筋膜にアプローチできるショックウェーブが有効です。ショックウェーブは、衝撃波に分類されますが、効果が高く根拠が豊富に公開されています。