美容鍼灸:美顔鍼
美しさを追求した美容鍼灸
日本だけではなく、世界の芸能人、モデルが通うエステの中で、美容鍼灸というカテゴリーがあります。
純粋に、日本の鍼灸技術は世界一で、そのきめ細やかさ、直後効果から、美容鍼灸を求めてお忍びで通う人が少なくありません。
現在の美容鍼灸はある意味サービス内容の飽和状態で、どこに通ったほうがいいのか、どんな施術がいいのか判断できないかもしれません。近年では、医師法違反になってしまう再生医療をプラスした施術までおこなわれている状況です。
当院の美容鍼灸は、純粋に原点の鍼治療に重点を置いて、女性本来の美しさをプラスしていく施術内容となります。
肌トラブルを引き起こす原因
肌トラブルを引き起こす原因には、加齢に伴うもの、紫外線の影響、糖質、脂質の過剰摂取、ホルモンバランスの乱れ、そして、近年では、新型コロナウイルス感染症の影響によりマスク着用での摩擦や蒸れによる影響があげられます。
中でも、紫外線の影響による「光老化」がどの女性でも影響を受け、常に気にしているところではないでしょうか。この紫外線による老化は、原因のおよそ80%を占めるといわれています。実は肌の老化は、加齢による自然老化は20%程度に過ぎないのです。
また、ホルモンバランスの乱れも忘れてはならない原因で、女性ホルモンが乱れることで自律神経もバランスも乱れ、ストレスによる自律神経の乱れから叙せうホルモンのバランスも崩れてしまうことになります。
このような紫外線の影響や、ストレスの影響に対して、美容鍼灸は顔だけでなく、全身的に治療を施すことも可能となります。
皮膚のターンオーバー
人の肌は、日々新しい細胞が生まれ、古い細胞は角質(垢)となって剥がれ落ちていきます。
この肌の細胞が入れ替わるサイクルをターンオーバーといいます。このように肌は絶えず入れ替わっているため、表皮に傷がついても剥がれ落ち、きれいな肌に生まれ変わるのです。細胞が生まれ変わって垢となるまで約28日(4週間)かかるといわれています。
しかし、年齢を重ねるごとに代謝が落ちて、皮膚の再生能力が低下していきます。それだけでなく、前述した紫外線やホルモンバランスの乱れ等の影響で、ターンオーバーのサイクルは長くなり、サイクルが長いほど肌がごわついたり、シワは深く、シミは消えなくなっていきます。
(※そのため、日本皮膚科学会では6週間かかるとされています。)
紫外線には、A紫外線(UVA)とB紫外線(UVB)、C紫外線(UVC)があり、波長が長いほど皮膚の奥に入り込むという性質があります。
C紫外線はほとんどオゾン層で吸収されるため、人体にUVA、UVBほど影響はないとされています。日焼け止めクリームやファンデーションでUVAとUVBの対策に重点をおいているのもそのためです。また、可視光線の一部であるブルーライトや、近赤外線も光老化に関係しています。
皮膚の真皮では膠原線維(コラーゲン)と弾性繊維(エラスチン)が張りめぐらされ、肌の張りと弾力が保たれていますが、A紫外線や近赤外線を浴び続けると、コラーゲンやエラスチンが変形して本来の機能を失い、また皮下組織の支えも弱くなり、しわになってしまいます。
さらなる美しさを手に入れる美顔鍼
鍼灸治療は、二千年以上の歴史の中で、日本でさらなる進化を遂げた治療法です。その中でも、日本人の体に合った繊細な鍼の構造と、手技で自然治癒力を筆頭に美肌をもたらしてくれます。
美顔鍼では、一般的なエステと違い、肌の奥にある筋肉や細胞に直接刺激を与えます。さらに、血管を広げ、血流を増やすことで肌のターンオーバーを改善して美容効果をもたらします。そのため、シミ、シワの改善だけでなく、張りと潤いまで変化していきます。
鍼灸治療は、自然治癒力を最大限に活性化させるため、治療していない時でも自分自身で肌を最適な状態へ整えてくれる機能が活性化します。
一般的なエステでは物足りないと感じている方、美容整形でのヒアルロン注射等の施術はまだ抵抗のある方には特に美容鍼灸をおすすめします。