思春期の頭痛「対処早めに」が基本
みなさんこんにちは!
目黒区頭痛専門治療院 洗足院です。
11/16 静岡新聞DIGITALwebの記事に
思春期の頭痛「対処早めに」学会有志の講演、静岡からスタート
という記事がありました。
思春期の頭痛は、成長段階の自律神経系、ホルモン系が影響して、さまざまな頭痛を引き起こします。特に思春期の頭痛は、レントゲン等の検査をしても以上が見られない頭痛が殆どで、頭痛のために学校を休んでしまったり、ちゃんと治療できずに社会人になり、慢性的な頭痛に進行してしまうことも少なくありません。
特に女の子は、女性ホルモンの関係で頭痛を引き起こしやすく、体温、血圧とともに管理が必要になります。
ここで重要なことは、普段からセルフケアなど体調管理できているかという点です。対中を崩しやすい原因として、
- 夜ふかし、睡眠不足
- 偏った食事
- ストレス
が影響して、ホルモンと自律神経の働きを大きく見出してしまいます。その結果、体温や血圧は下がり、ホルモンも不安定な分泌で頭痛を引き起こしてしまいます。
体調がいい時でないとなかなかセルフケアもできないと思います。まずは、しっかりとした治療をおこないましょう。
治療と言っても、その場しのぎの頭痛薬は、頓服薬として考えてください。第一におこなうことは、からだの治療です。自立して体を管理できるように、ホルモンと自律神経のバランスを整えることです。
コロナ禍からはじまった社会環境の変化より、自律神経は乱れやすくなってしまいました。環境の変化に耐える力も弱くなってしまいました。
治す力と、変化に対応できる力が必要です。
思春期のからだに必要な治療

当院では、思春期のお子様一人ひとりに合わせて、必要な治療プランを組み立てます。
まずは、患者さんご自身の体がどうなっているのか、今までの状況をお聞きしながら、現在のからだの声を聞きます。
単純に疲れが溜まっているだけなら、頭痛もすぐに回復しますが、自律神経が乱れていたり、ホルモンがしっかり分泌していない状態では、丁寧に治療する必要があるからです。

患者さんの状態によっては、自律神経の機能が低下しているだけならいいのですが、中にはご自身で自律神経の機能を高めることができなくなっていることもあります。当院の治療は、そんな方でも、からだがいい方向に変動するきっかけをつくるお手伝いができます。
今の体の状態が把握できたらこそ、患者さんに最適な治療プランを組み立てることができ、治療計画をご提案できます。

実際の治療では、年齢や、重症度に合わせて、マッサージ、鍼灸、ストレッチ等をおこないます。患者さんが苦痛に感じる治療はなく、気持ちよく、眠くなるような治療となります。もちろん、治療中に嫌と感じる時は、おっしゃっていただければ、別の治療法に変更することもできます。まずは、患者さんの体が目覚めてくれることでうす。そして、主訴となる頭痛等の治療だけでなく、症状が出ている原因の治療をおこなっていきます。
最近、朝起きると頭痛がする、立ち眩みがする、ご飯を食べると調子が悪くなるなど気になる症状があらわれた時はお早めにご相談ください。

