自律神経

健康増進のはずが糖尿病リスクを急激に上昇させた健康ドリンク

目黒区疲労回復外来
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みなさんこんにちは!
目黒区 頭痛・神経痛専門の保健メディカル整骨院 洗足院です。

今回は、つい利用した経験がある方も多いのではと思う健康ドリンクの話題です。

昔から、健康ドリンクは、疲れた時、昭和の仕事人間は、残業するために健康ドリンクを飲むようなイメージですが、実は、CMで紹介される健康ドリンクの成分に、見逃せない問題もあることを知っていただきたいと思います。

今回のテーマの出元は、日経メディカルという医療従事者向けのサイトにあった

HbA1cを12.8%へ押し上げた「健康ドリンク」を参考にしたものです。

記事によりますと、定期通院中の70歳代男性。過去に血糖値が少し上昇したことがあったが、2025年2月の血液検査では空腹時血糖値97mg/dL、HbA1c 5.7%と問題なし。

しかし、半年後の8月、血液検査の結果では、空腹時血糖値474mg/dL、HbA1c 12.8%の結果に。

なぜこんなことが起こったかと結論を言うと、使用上の注意にある1本/1日のはずの健康ドリンクを、毎日4~5本飲んでいたとのこと。

1日5本とすれば、炭水化物は100g。角砂糖に換算すると約33個、食事とは別に摂取していたことになります。

近年の暑さのせいで、熱中症対策にスポーツドリンクを飲みすぎて急性糖尿病になられてしまう患者さんが急増してきました。

以前、NHK等の番組でもペットボトル症候群という新しい病気を紹介する機会が増えてきました。

ペットボトル症候群とは、正式には「清涼飲料水ケトーシス」と呼ばれる急性の病気です。ブドウ糖や果糖といった糖分が多く入ったジュースやスポーツドリンクを、短期間にたくさん飲んでしまうことで血糖値が急激に高くなり、体がうまく糖を使えなくなる、言わば“急性の糖尿病”のような状態になります。誰にでも発症しうる怖い病気です。重い場合には意識障害や昏睡に陥ることもあり、命に関わることもあります。

引用;子どもにも急増! ペットボトル症候群にご注意!

良かれと思って飲んでしまった栄養ドリンクが悲劇を生んでしまうこともあります。薬だけでなく、サプリメントや健康ドリンクも用法用量は守って頂く必要があります。

では、疲れた時、疲れが抜けない時、頑張らなければならない時、どうすれば良いのか?

目黒区慢性疲労外来

それは、当院にご相談ください。患者さんの体調、体質をしっかり把握したうえで、患者さん一人ひとりに合わせて最適な治療プランを計画し、ご提案します。

最近、なんだか疲れが取れない、頭痛が続いている、眠れない、そんなときは、お気軽にご相談ください。

ABOUT ME
院長 久保寺
頭痛や神経痛の治療に強い目黒区保健メディカル洗足院です。このブログでは、頭痛などのお悩みに関する情報を発信していきます。
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